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株主優待のおすすめランキングだけで選ぶと危険な3つの理由と対処法【実例】

 

こんにちは!みきまいです。突然ですが、株主優待制度ってご存じですか?

 

株を買うなら、ぜったいに株主優待券がもらえる会社がいいよね?
株のことはよくわからないけど、株主優待券がもらえるなら損ではないよね?

 

このような、会話を聞いて疑問を抱いたことはないでしょうか?

 

テレビや雑誌などでも「お得な株主優待生活」ですとか、「株主優待券をもらってお得に資産運用しよう!」などという言葉をよく耳にしますね。

 

はたして、株主優待券で企業の株を買うことは本当にお得なのでしょうか?株主優待制度があるか否かで株を選んでよいのでしょうか?

 

結論から申しますと、株主優待だけで判断するのはキケンかなと私は思います。

 

え!?そうなの?メディアでも色々と株主優待が取り上げれれているのに、なぜ?

 

その理由としては、様々なことが原因で株主優待制度がいかようにも変化する可能性があるからです。

 

つまり、「改善」されることもあれば、「改悪」されることもあるということなんですね。

 

実際に私も、これまでの株式優待制度の中で色々な経験をしてきましたので、その内容を踏まえ解説していきます。

 

ちなみに、私みきまいの株式投資歴は・・・

チェック

・株式投資歴:15年以上
・株式保有企業:26社
・運用資金:***万円
・保有銘柄:金融、商社、通信、医療、他

 

現在、私の保有する株の中では、株主優待を設けている会社は10社程になります。

 

私の投資歴だけ見ると、いかにも高給取りであるように見えるかもしれませんが。

 

この記事を書いている私(みきまい)

プロフィール

・アラフォーサラリーマン(平均年収より下?)
・夫婦共働きで子育て奮闘中
・神奈川県在住(住まいは賃貸)

 

へー、それでも株式投資できるんだ?
少ないお給料の中からコツコツと節約し、ある程度まとまったお金で株を買っているのです。

 

それなら、私にもできそう!
誰にでもできますよ!ただし注意も必要です!

 

このような読者におすすめ

  • 株式投資を考えている方
  • 株主優待券に興味のある方
  • すでに株式投資を始めている方

 

 

それでは実際に私の経験も踏まえて、株主優待だけで株を選ぶとキケンな理由について触れていこうかと思います。

 

この記事の内容

・株主優待券をあてに株を選ぶとキケンなわけ
・これまでの株主優待の改悪について
・どのような基準で株を選べばよいか

 

ぜひとも、これから資産運用などで株式投資をする際の参考にしていただければ幸いです。

 

目次

株主優待だけで株を購入をするとキケンな理由3つ

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それでは、株主優待を目当てに株を購入することについてのキケンな理由について説明していきます。

 

株主優待だけで株を購入をするとキケンな理由

ココがポイント


①突然株主優待が無くなる(廃止される)
②株主優待の内容が変わる(改悪される)
③株主優待が受けられる株主の条件が変わる(改悪される)

 

それぞれの項目について、深掘りしていきたいと思います。

 

①突然株主優待が無くなる(廃止される)

 

不幸は突然にやってくるものです。

 

株主優待が無くなる、条件や内容が悪くなるなどは日常的なことであり、永遠の保証などありません

 

その企業が株主優待をやめることが法律違反になるということでもありませんので、企業はいつでも自由にやめる決断ができるのです。

 

企業が株主優待をやめる理由

チェック

・業績悪化
・M&Aや統廃合
・経営層の判断、他

 

そんなに簡単にやめられちゃうんだ!?
でも、そんなことしたら株主が離れるんじゃ?
もちろん、そのようなことは織り込み済みです!

 

株主優待の見直しを行う際に企業が一番に心配することが、株価下落(株主離れ)です。

 

それでも実施に踏み切るということは、何らかのビジョンがあるはず。

 

【株主優待制度の廃止事例】

①日本和装
新型コロナの感染拡大による大幅な「減収減益」が要因

過去の株主優待における改悪の内容

 

②東京ドーム
TOB(公開買い付け)による上場廃止

 

③オムロン
経営陣の判断による株主優待制度の廃止

 

②③株主優待の内容、条件が変わる(改悪される)

企業の業績悪化や諸問題が原因で株主優待の内容が変わる(改悪)ことは、やめる場合よりも多く見受けられます。

 

株主優待が廃止されず改悪に踏みとどまる根底あるもの、それは株主離れの回避です。

 

それぞれの企業は絶妙な改悪内容により、株主をつなぎとめようとするのです。

 

絶妙な改悪とは・・・

・株主が保有株を手放さない程度の改悪
・業績も悪くはなく株価も上昇時での改悪
・配当が良い企業の改悪

 

我々の身近な例でも、原材料の高騰でいきなり値上げする商品がありますよね。
そういえば、値段据え置きで容量が少なくなるパターンとかあります!

 

企業としては株主優待の負担を無くしたいが、それが原因で株主離れが生じ株価下落につながるのを回避したいのです。

 

そのために内容を改悪することで、負担減につなげていくのですね。

 

【改悪の事例】

①カゴメ / JT
→株主優待を年2回から年1回に変更+保有期間の条件追加
カゴメのパターン

JTのパターン

※ただしトータル金額(自社商品詰め合わせ)は以前と変わらない/以前よりもアップと説明

JTは減配もあり

 

②ヤマダホールディングス
優待利回りが半減へ
※保有株数&保有年数に応じて送付される優待券(割引券)の枚数減
※長期保有メリットの消失

 

③キングジム
権利獲得のための保有株数を変更(100株→500株へ)

 

④エフ・ジェー・ネクスト
権利獲得のための保有株数を変更(100株→1000株へ)

 

以上のような有名企業でも、業績により簡単に株主優待の改悪を行うのが現状なんですね。

 

その中でも、③キングジムや④のエフ・ジェー・ネクストのように、保有数の変更は本当にイタイところです。

 

なぜなら、優待が受け取れない株主が出てくるからです。

 

これが本当の「改悪」といえるでしょう。

ちなみに私はJT、ヤマダ電機、ゼンショーにて改悪の被害を受けました。

 

株主優待を目当てに株を買う場合の注意点

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これまでは、株主優待だけで株を買うことはキケンである理由を紹介してきました。

 

それでも株主優待が欲しいという場合、どのような点に気をつけて株を買えばよいのかについて触れていきます。

 

ポイント

ポイント

①企業の本質(本業)を見極める
②怪しい企業は買わない
③時代の流れに沿った企業を選ぶ

 

いかがでしょうか?何だそれだけ?と思われるかもしれませんが、株の初心者はこのポイントを押さえておくだけでも失敗を回避できますよ!

 

具体的な例で考えてみましょうか。実際にあなたが他人にお金を貸す/出資する場面を思い浮かべてください。

 

自分の知らない人、よくわからない人にお金を貸しますか?出資できますか?

①企業の本質(本業)を見極める

 

同様に、うさんくさい感じのする人や怪しいにおいのする人にもお金は貸しませんよね。

②怪しい企業は買わない

 

これからエコな車を開発しようとする研究者と、排気ガスを大量に出す車を開発する研究者、どちらに出資しますか?

③時代の流れに沿った企業を選ぶ

 

経済的なことはわからなくても、この程度のことであれば誰でもわかりますよね。

 

まとめると、どうしても株主優待を目当てに株を買いたい場合は、その企業の本質や置かれている環境などを考慮して決断しましょう。

 

なるほど!たしかに人で例えると納得できますね!
他にも注意点はありますが、まずはこれを押さえておきましょう!

 

それでも、どうしても株主優待を受けたい場合の対処法

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株主優待について色々と取り上げてきましたが、「それでも株主優待が欲しい!」という場合の対処法について触れていきます。

 

どうしても株主優待が欲しい場合の対処法

ポイント

①株主優待券をオークションサイトで買う
②考え方を変える

 

え?なにこの対処法?裏技的なやり方なの?
そうです!株主優待なんてそんなものなのです。

 

①株主優待券をオークションサイトで買う

 

これは実に効率的なやり方で、あるいみ裏技であると思っております。

 

”メルカリ”や”ヤフオク”などのオークションサイトで、「企業名+株主優待」と検索をしてみてください!

 

仮に大人気の株主優待である「マクドナルド 株主優待」をメルカリで検索してみると・・・

マクドナルド株主優待(メルカリ)

(メルカリにて検索)


(ヤフオクにて検索)

わ!こんなに出てくるんだ!

 

ただし、ここで注意しなければならないことは、はたして欲しかった株主優待が金額に見合うか否かです。

実は割高の株主優待もありますので注意しましょうね!

 

②考え方を変える

 

考え方を変えるに関しては①でも触れましたが、株主優待なんて所詮は株主に対する「おまけ(プレゼント)」なのです。

 

ですので、一度立ち止まって冷静に考えてみましょう。

ポイント

・高いお金を投資してまで、もらう必要のあるものなのか?
・リスク以上のメリットが受けられそうか?
・本当にお得なのか?(実は普通にお金で買った方が得なのでは?)

 

必ずよく考えてみてから行動しましょう!その場のノリやいきおいで買うのはNGです!

 

株主優待を目当てに株の購入をする年代とリスクについて

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最後は株主優待を目的で株を購入する場合の年齢とリスクについて見ていきます。

年齢と購入の適正

参考

20代:◎
30代:〇
40代:△
50代以上:×

また、自身の生活スタイルや経済的な事情も考慮しましょう。

<生活スタイル>

・独身者
・DINKS
・家庭&子供あり

<経済的事情>

・収入
・ローンなど借入金の有無
・将来設計

 

あくまでも株主優待を得ることは「投資」ですのでリクすも付いてまわります。

 

自身の生活スタイルや経済的な状況の両面から考え、余剰資金でもって購入することが大切です。

 

本日のテーマのまとめ

まとめ画像

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

今回は「株主優待のおすすめや人気ランキングだけで株を買うと危険な3つの理由と対処法」というテーマでお話しさせていただきました。

 

巷には株主優待はお得ですとか、バラ色の株主優待生活を紹介する内容があふれております。

 

しかし、情報に踊らされることなく、きちんと冷静に判断し購入することが大切であると考えます。

 

株主優待を得ることは株投資ですので、リスクがあることを常に考える癖をつけましょう。

 

そして、必ず納得して株主優待を取得するようにしましょう!

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